かけがえのない人に感謝

心のこと

かけがえのない人はいますか?

子供の頃は、親がどうしようもなかったし、兄妹が多い中での長女だったので、祖母が親代わりでした。

嫌いな父を避けたかったし、家にいるのが嫌だったので、よく家を出ては祖母の家に行きました。

車で30分程度の所でしたが、山道が多く、自転車で行くには大変だった記憶があります。



祖母は厳しい人です。

早くに祖父を亡くし、女手ひとつで子供を育ててきたからです。

人がジュースを飲んだり、暑い日にアイスを食べていても自分は贅沢は出来ないと我慢していたそうです。

戦争を知っている時代の人だしなおさら。


行儀の悪さや、お小遣いの使い方、もったいない物の使い方、何でも怒られました。

それでも自分が諭すまでは、行儀の悪さなんかも直らなかったんですけど(^-^;



中学生になって荒れました。

何度かお巡りさんのお世話になってしまった事もありますし、ケガをして急いで病院に行かなければならなかった事もありました。


でも、いつでも私がなにをしても祖母はいつも味方でした。

いや、怒られるには怒られるんですけどね、言うことなんてきかないですし。笑


何度も泣かせてしまったと思います。

無駄なお金もたくさん使わせてしまいました。

それでも見捨てない

『やってやれない事はない』と何度も言われました。

更正出来るように、何度も何度も。


仕事をしはじめてからは、ようやく落ち着いたのですが、やはり未だに言うことはきかないですね…

でももういつでも昔の事を笑って話せます。


一度、祖母が倒れた事がありました。

私は地元を離れて暮らしているので、1週間の休みをいただき、急いで帰りました。

帰った時は、ゆっくりですが幸い話しも出来ました。

祖母から家にある物を取ってきてほしいと言われ、数年振りに祖母の家に行きました。

まず、会ったことのない祖父の仏壇にいつも通り手を合わせ…何故か涙がこぼれて止まりませんでした。

あまり病院にも長居は出来なかったので、祖母に手紙を書きました。


また仕事に戻れば、いつ地元に帰るかわかりません。

もしかしたら、もう会えないかもしれない…
そう思って書きました。


子供の頃のたくさんのお詫びと、たくさんのお礼を。


現在は電話ですが、自由に話す事が出来ますし普通に暮らしております。

自分にとって、かけがえのない人は何人もいませんが、誰にでも大切な人はいると思います。

家族だったり、友達だったり、恋人だったり。

今の自分の在り方は、かけがえのない存在のおかげだと思い、感謝の心を忘れずに生きていきたいものです。